夏が近づくと、城崎温泉の空気も少しずつやわらかく変わっていきます。
柳並木を吹き抜ける風。
夕暮れどきに響く下駄の音。
浴衣姿でそぞろ歩く人たちの笑い声。
賑わいがありながらも、どこかゆったりと時間が流れているのが、夏の城崎温泉の魅力です。
せっかくの温泉旅行だからこそ、予定を詰め込むよりも、“何もしない時間”を楽しみたくなる。
そんな旅にぴったりなのが、城崎温泉の小さな宿「心の宿 三國屋」です。
創業1864年。
木造三階建てのどこか懐かしい館内には、大きな旅館にはない静けさがあります。
客室数は全11室。
階段を上がる音や、昔ながらの木造家屋の廊下や空気に触れているうちに、自然と気持ちがゆるんでいきます。

夏の城崎温泉では、やはり浴衣での外湯めぐりが楽しみのひとつ。
夕食前に一湯。
夕暮れの温泉街を歩きながらもう一湯。
湯上がりに冷たい飲み物を片手に川沿いを散策する時間も、この季節ならではです。
夜になると、城崎の空気はさらに穏やかになります。
提灯の灯りが川面に映り、柳が静かに揺れる景色は、思わず立ち止まって眺めたくなるほど。
「観光」というより、“その空気を味わう旅”。
そんな過ごし方が、夏本番前の城崎温泉にはよく似合います。

三國屋では、外湯めぐりだけでなく、館内の貸切風呂も何度でも無料でご利用いただけます。
外湯から戻ったあとに、誰にも気を遣わずゆっくり湯に浸かる時間。
静かな湯気の中で深呼吸すると、日々の慌ただしさが少し遠く感じられます。

夕食では、但馬牛をはじめ、季節ごとの味覚を楽しめる様々なお料理プランをご用意。
ゆっくりお部屋で身内同士、食事を囲む時間も、旅の楽しみのひとつです。
少し早起きした朝には、まだ人の少ない温泉街を散歩するのもおすすめです。
夏の朝の城崎は、とても静か。
川のせせらぎと、ゆっくり揺れる柳を眺めているだけで、不思議と気持ちが整っていきます。
城崎温泉には、豪華さや派手さとは違う魅力があります。
浴衣で歩くこと。
湯に浸かること。
季節の風を感じること。
そんなシンプルな時間が、心をほどいてくれる場所です。
この夏本番前の心地よい気候に、少しだけ日常を離れて。
「心の宿 三國屋」で、余韻の残る城崎温泉旅を過ごしてみませんか。

